香港は、家族連れにも生活に不便を感じることはあまりなく、例えば駐在員として香港での海外生活がNGならどの国でもNGと言う人もいるほど生活環境は整備されています。

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・食事
飲茶などの中華料理や南国スイーツが美味しく手軽に食べられるのはもちろんのこととして、吉野家や大戸屋、魚民、世界の山ちゃん、一風堂、一蘭、山頭火、丸亀製麺、モスバーガー、ペッパーランチなど、日本のチェーン店が数多く香港進出しています。また香港人は外国人や子連れに寛容で、理解があり、レストランで子供が泣いていたら近くの店員やお客さんがあやしてくれることもあります。スーパーは複数あって価格競争しており、比較的安価な価格で日本食を購入できます。地元スーパーで日本のビールやお菓子、お寿司も購入できますし、香港各地にあるAEONで納豆、梅干、日本米、味噌、海苔など購入できるので、例えば外国人クラスメイトを招待してのホームパーティーをする際も、日本の食材集めに困りません。

・住居
CUHKでは沙田キャンパス(最寄:MTR大学駅)内に単身寮があり、男性も女性も入居可能です。申込みが多いので、合格通知が届き次第、入居申込のRequestをMBAオフィスにすることをお勧めします。万一、申込に漏れてしまった際や、そもそも単身ではなく例えば家族連れでの香港渡航であれば、短期間滞在者向け家具付サービスマンションか賃貸マンションを借りることになります。ただし、香港の地価は非常に高く、広さや場所によりますが東京・山手線内の予算が必要です。例えば火炭や紅磡、馬鞍山など、沙田キャンパスにMTRやバス1本で通える場所を選ぶ学生が多い印象です。

・家具
日本人は、香港各地に点在するIKEAで購入する学生が多い印象です。寮に住む方は、家具で何が付いているかMBAオフィスに事前に確認することをお勧めします。キャンパス外に住む方は、内覧の際に家具付きマンションかどうかを確認が必要で、時に好みではない邪魔な家具があれば契約時に大家に引き取ってもらい、逆に家賃を下げてくれない場合は家具を付けて欲しいと交渉するのも手段の一つです。

・ヘルパー(メイド)さん
毎年、子持ちの女性クラスメイトも複数入学します。月6,7万円で女性のヘルパーさんを雇って子守りや、買い出し・料理・掃除など家事全般をお願いすることで勉強を並立しているようです。基本的に、家の中にヘルパーさん用に1部屋確保することが必要となります。プラス料金を払えば、通いのヘルパーさんを雇うことも可能です。ヘルパーさんにはフィリピン人が多く、時にインドネシア人やタイ人もいるようです。

・病院
日本と同レベルの医療を受けることが可能です。親(MBA学生)が香港IDカードを持っていれば(学生ビザ取得後に現地で申請可能)、子供の医療費用も補助対象になり、例えば救急車を利用して手術しても出費は1万円以内に収まります。ただし公立病院は混雑して数時間並ぶため、救急利用でなければ予約できそこまで待たずに済む地元のクリニックにかかる日本人が多い印象です。クリニックは一般的に高額なため、クリニックを利用するのであれば海外保険加入をお勧めします。また、出国前にワクチン接種が間に合わなくても、香港ですべて接種可能です。さらに大きな公立病院には無料の日本語通訳サービスがあり、点在する日系クリニックには日本語スタッフが駐在していて安心です。

・治安
注意したことに越したことはありませんが、 日本より安全かもしれません。香港の夏は湿度が高く非常に暑いため、日が落ちてから子供を公園で遊ばせる家庭も多く、夜中の22時を過ぎても子供を外で見かけたり、24時以降に夜釣りやジョギングしている人もとても多い印象です。

・配偶者の学校/趣味
CUHKには普通語・広東語を集中的に学べる世界的に有名な語学学校があるため、MBA生はMBAの授業が始まる2ヶ月半前に渡航して普通語を勉強したり、配偶者の方もそこで語学の勉強をしているクラスメイトも多くいます。日本人の駐在員や駐在妻も通っていて、ネットワーキングにもってこいです。そのほか、日系の趣味団体が各地にあるため、テニス、バドミントン、ハイキング、ドラゴンボート、オーケストラ、県人会などに参加する配偶者もいます。その他、CUHKのMBA過程には学生主体のJapan Clubがあり、家族同伴でクリスマス会や居酒屋体験等に参加するクラスメイトも多く、みんなで楽しく留学生活を過ごしています。

・子供の学校
各地に日系の幼稚園や小学校があり、日本人が一定数以上住むマンションには別途料金にてバスで送迎もしてくれます。もちろん、インターナショナルスクールや、広東語での授業になりますが現地の学校に地元民と一緒に通うことも可能です。地元の学校は小学生であろうが非常に宿題が多く、香港の教育レベルが高い理由が伺えます。未就学児であれば、小さな子連れの親が集まって工作や歌を学ぶ日系のプレイグループが各地にあり、Mixiや現地日系フリーペーパーでイベント告知しているのでそこからコンタクト可能です。

・香港日本人学校大埔校 ホームページ
香港日本人学校大埔校は、香港中文大学の近くにあり、大埔自然保護区に面し、または緑豊かで穏やかな吐露湾を窓から眺める高台にあります。本校は、英語で授業を行うインターナショナルセクション(国際学級)を併設しております。現在20カ国籍、4歳から11歳までの児童167名がインターナショナルセクションで学んでいて、学校内で国際交流ができるという環境にあります。こうした恵まれた環境の中、在外にある特色を生かしつつ、グローバルな視野を持った世界に羽ばたく国際人の育成をめざし、大埔校スタッフ一丸となって頑張っています。どうぞ、一度お訪ねいただきご指導、ならびに本校児童の元気な姿をご覧いただけると幸いです。 詳細はこちらのサイトでご覧ください。http://www.jis.edu.hk/~jisjs/index.html

・子連れで楽しむ
香港には公園が沢山ありますし、各地にあるショッピングモールの中には子供が遊べる遊戯施設も用意されています。また、テーマパークも充実しており、ディズニーランドやオーシャンパークには多くの親子が集まります。香港はマンションやビルが立ち並ぶ国際都市のイメージがありますが、一方で自然が多く残されており、綺麗なビーチや離島、ハイキングコースも充実しており、子供と一緒に自然を楽しむこともできます。また、上記で紹介した各地のプレイグループでは、子連れで公園やレストランで飲茶を楽しんだり、時に流しそうめんやおはぎ作りなど、日本を感じるイベントも開催しているようです。

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